「Googleビジネスプロフィールは登録した」「ホームページも公開した」——それぞれは済んでいても、両者がうまく連携できていないケースは意外と多く見られます。地図検索や「地域名+業種」での検索から実際の来店・問い合わせにつなげるには、ビジネスプロフィールとホームページの情報を丁寧に揃え、動線を作ることが欠かせません。長野エリアの地域ビジネス支援で得た実感値をもとに、連携を強化する具体的な設定と運用のポイントをご紹介します。

①なぜビジネスプロフィールとホームページの連携が集客に効くのか
Googleビジネスプロフィールは、地図検索や「地域名+業種」での検索結果に表示される、地域集客の入り口です。ここに表示される情報とホームページの情報が一致していると、Googleからの評価だけでなく、訪れたユーザーの安心感にもつながります。逆に、住所や営業時間がずれていたり、ビジネスプロフィールからホームページへうまく誘導できていなかったりすると、せっかく検索結果に表示されても、その先の来店・問い合わせという成果につながりにくくなってしまいます。ホームページ公開後にまず取り組んでおきたい基本の情報一致については「ホームページ公開後にまずやること7つ」でも軽く触れていますが、本記事ではさらに一歩踏み込んで、具体的な連携設定と運用の手順を解説します。
なお、地域名での検索からお客様に見つけてもらうWeb集客の全体像は、「長野市・松本市の中小企業向け、「今すぐ客」を逃さないWeb集客の始め方」でも詳しく解説しています。
②連携の土台となる「NAP情報」を一致させる
ビジネスプロフィールとホームページを連携させるうえでの土台になるのが、「NAP情報」と呼ばれる店舗名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)の一致です。
まずは、Googleビジネスプロフィールの管理画面に表示されている情報と、ホームページの会社概要ページ・フッター・アクセスページに記載されている情報を、一つひとつ突き合わせてみましょう。特に次のようなズレは、現場でもよく見かけます。
- 移転前の旧住所がホームページのどこかに残っている
- 電話番号の表記(ハイフンの有無、市外局番の書き方など)がページによって異なる
- 営業時間を変更したのに、片方だけ更新し忘れている
こうした小さなズレも、積み重なるとユーザーの信頼を損ねたり、地図検索での評価に影響したりする可能性があります。一度、両方の情報を並べて見比べる時間を作ることをおすすめします。

③「ウェブサイト」欄とCTAボタンを正しく設定する
Googleビジネスプロフィールには「ウェブサイト」を登録する欄があります。ここに設定するURLは、必ずしもホームページのトップページである必要はありません。業種やサービス内容によっては、来店・予約につながりやすい特定のページ(アクセスページやサービス紹介ページなど)を設定したほうが、成果につながりやすいこともあります。どのページに誘導するのが最適か、一度見直してみましょう。
また、ビジネスプロフィールには「予約」「注文する」「見積もりを依頼」といったCTA(行動喚起)ボタンを設定できる場合があります。このボタンの遷移先も、ホームページ側の該当ページ(予約フォームやお問い合わせページなど)ときちんとつながっているか確認しておくと、ユーザーを迷わせずに次の行動へつなげられます。
④口コミ(レビュー)とホームページを連動させる
地域集客において、口コミ(レビュー)は大きな影響力を持っています。ホームページ側にも、口コミ投稿をお願いするための導線を用意しておくとよいでしょう。例えば、会計時にお渡しするショップカードやレシートにQRコードを載せる、ホームページの「お客様の声」ページに口コミ投稿ページへのリンクを設置する、といった方法があります。
また、寄せられた口コミには、できるだけ返信することをおすすめします。丁寧な返信は、既存のお客様との関係づくりだけでなく、これから来店を検討している方への安心材料にもなります。ホームページの「お客様の声」ページと、ビジネスプロフィールの口コミを相互に補完し合う形にできると、より説得力のある発信になります。
⑤地図・アクセス情報をホームページに正しく反映する
ホームページのアクセスページには、Googleビジネスプロフィールと同じ住所情報を使ってGoogleマップを埋め込んでおくと、ユーザーが迷わず来店できるようになります。埋め込みの際は、ビジネスプロフィールに登録しているピン(位置情報)とずれていないかも、あわせて確認しておきましょう。
⑥連携後の運用チェックリスト(月次でやること)
ビジネスプロフィールとホームページは、一度設定して終わりではなく、継続的な運用があってこそ効果を発揮します。月に一度など、無理のない範囲で構いませんので、以下のような点を確認する時間を作ってみてください。
- Googleビジネスプロフィールの「投稿」機能を使って、新しい情報やお知らせを発信する
- 店舗や商品・サービスの写真を新しいものに更新する
- インサイト(閲覧数や検索経由の行動数などの分析データ)に目を通し、反響を確認する
- ホームページとビジネスプロフィールの情報に、新たなズレが生まれていないか確認する
すべてを完璧にこなす必要はありません。まずは「情報のズレがないか確認する」ことから、無理のないペースで続けていきましょう。

まとめ
Googleビジネスプロフィールとホームページの連携を強化する方法として、①連携が集客に効く理由、②NAP情報の一致、③ウェブサイト欄・CTAボタンの設定、④口コミとの連動、⑤地図・アクセス情報の反映、⑥月次の運用チェック、の6つのポイントをご紹介しました。まずは②のNAP情報の一致確認から、できるところに手をつけてみてください。ビジネスプロフィールとホームページの連携設定でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
