
ノーコードでホームページが作れるツール「STUDIO」について調べていると、「無料プランでどこまでできるのか」「有料にするといくらかかるのか」が結局よくわからない、という声をよく聞きます。STUDIOの基本的な特徴や機能については別記事「STUDIO(スタジオ)とは?ノーコードでホームページが作れる注目ツールを徹底解説」で紹介していますが、この記事ではさらに一歩踏み込み、料金プランの選び方に絞って徹底比較します。無料プランの実用範囲、有料プランへ切り替えるべきタイミング、見落としやすい追加費用、他のノーコードツールとの料金比較まで、STUDIOの費用感を数字ベースで整理しました。
結論:目的別・おすすめプラン早見表
先に結論からお伝えすると、STUDIOのプラン選びは「ページ数」と「独自ドメインの要否」で決まります。
- とりあえず操作感や全体構成を試したいだけ:Freeプラン(0円)で十分
- 1枚のLPやポートフォリオなど、ページ数を抑えて公開したい:Miniプラン(月額590円〜)
- 会社概要・サービス紹介・お問い合わせなど複数ページで情報を整理したい:Personalプラン(月額1,190円〜)
- 問い合わせが多く、フォーム回答数やAPI連携も必要:Businessプラン(月額3,980円〜)
- 複数担当者での運用や優先サポートが必要な企業利用:Business Plusプラン(月額9,980円〜)
それぞれの根拠を、以下で詳しく見ていきます。

STUDIOの料金プラン一覧(2026年8月時点)
STUDIO公式サイトの情報をもとに、個人向け・ビジネス向けプランの主要スペックをまとめました。
| プラン | 月額(年払い) | 月額(月払い) | ページ数 | CMS件数 | フォーム回答数/月 | 独自ドメイン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円 | 50ページ | 3件 | 100件 | 不可 |
| Mini | 590円〜 | 1,290円 | 2ページ+404ページ | 3件 | 100件 | 可 |
| Personal | 1,190円〜 | 1,720円 | 150ページ | 5件 | 1,000件 | 可 |
| Business | 3,980円〜 | 5,460円 | 300ページ | 10件 | 10,000件 | 可 |
| Business Plus | 9,980円〜 | 12,900円 | 300ページ | 30件 | 10,000件 | 可 |
ページ数やドメインの有無に加えて見落とされがちなのが、パスワード保護・API連携・バージョン管理といった機能面の差です。パスワード保護はPersonalプラン以上、優先サポートはBusiness Plus以上で提供され、API連携はBusinessプランで1件、Business Plus以上では無制限になります。社内資料や会員限定ページの公開を考えている場合は、この機能差もプラン選びの判断材料になります。
無料(Free)プランで実際にどこまで運用できるか
Freeプランはページ数50ページ・CMS3件・フォーム回答月100件までと、数字だけ見ると十分な枠に見えます。しかし実運用では、独自ドメインが使えずSTUDIOのサブドメイン表示になる点が大きな制約です。「まず社内でデザイン案を確認したい」「本番公開前に構成を試作したい」といった検証目的であればFreeプランで完結しますが、名刺代わりに社外へ公開するコーポレートサイトとしての利用は現実的ではありません。
有料プランへの切り替えを検討すべき4つのタイミング
- 社外に公開するため独自ドメインが必要になったとき(Free→Mini以上)
- 会社概要・サービス紹介・実績など複数ページで情報を整理したくなったとき(Mini→Personal以上。Miniは実質2ページのみのため)
- 問い合わせフォームの回答数が月1,000件に近づいたとき(Personal→Business以上)
- 社内限定ページの公開や、外部システムとのAPI連携が必要になったとき(Personal以上、または複数連携が必要ならBusiness Plus以上)
🖼️ 画像挿入予定:ページ数の上限に近づいたグラフと、上位プランへ切り替える矢印を組み合わせたシンプルな図解。
年払いと月払い、どれくらい差が出るか
STUDIOは年払い契約にすると月額換算の料金が下がります。プラン別に月払いとの差を計算すると、以下のようになります。
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 年払いの割安率 |
|---|---|---|---|
| Mini | 1,290円 | 590円〜 | 約54%オフ |
| Personal | 1,720円 | 1,190円〜 | 約31%オフ |
| Business | 5,460円 | 3,980円〜 | 約27%オフ |
| Business Plus | 12,900円 | 9,980円〜 | 約23%オフ |
特にMiniプランは、年払いにすると月払いの半額以下になる計算です。ただし年払いは契約時に1年分をまとめて支払う形になるため、「まず数か月だけ試したい」場合は月払いを選び、長期利用が決まっている場合に年払いへ切り替える、という順序がキャッシュフロー面では安全です。
見落としやすい追加費用・注意点
- ドメイン自体の取得費用は別途かかる:STUDIOのプラン料金には独自ドメインの利用権が含まれますが、ドメイン自体の取得・更新費用(年間1,000円〜数千円が目安。取得する文字列や取得先により変動)は別途必要です。
- ページ数は「404ページ」などの専用ページを除いてカウントされる:特にMiniプランは「2ページ+404ページ」という構成のため、実質的にコンテンツとして使えるのは2ページのみです。
- プラン変更の条件は事前に公式情報で確認する:アップグレード・ダウングレードの取り扱いや契約期間の条件は変更される可能性があるため、契約前にSTUDIO公式サイトの最新情報を確認することをおすすめします。
他のノーコードツールとの料金比較
STUDIOと同じくノーコードでサイトを作れるツールとして、LP(ランディングページ)制作に強い「ペライチ」、手軽さ重視の「Jimdo」があります。位置づけと料金帯を比較すると、以下のようになります。
| ツール | 特徴・位置づけ | 有料プランの目安(月額) |
|---|---|---|
| STUDIO | デザインの自由度が高いノーコードツール。複数ページのコーポレートサイト向き | 590円〜(年払い、Mini) |
| ペライチ | 1枚完結のLP制作に特化。集客・販売機能が充実 | 1,465円〜(年払い、ライト) |
| Jimdo | AIビルダーによる手軽なサイト生成が強み | 990円〜(月額、AIビルダーStart) |
単純な最安値だけで比べると差は小さく見えますが、「複数ページで会社情報をしっかり伝えたいならSTUDIO」「1枚のLPで集客・販売まで完結させたいならペライチ」「とにかく早く手軽に作りたいならJimdo」というように、そもそもの用途が異なる点に注意が必要です。料金プランやキャンペーン内容は変更される場合があるため、契約前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
🖼️ 画像挿入予定:STUDIO・ペライチ・Jimdoの3つを、用途(複数ページサイト/LP/手軽さ)のアイコンとともに並べた比較イラスト。
STUDIOの料金で失敗しないための選び方チェックリスト
- 今、公開したいページ数はいくつか(2ページ以内か、それ以上か)
- 半年〜1年後、ページ数が増える見込みはあるか
- 独自ドメインで社外に公開する必要があるか
- 問い合わせフォームの月間回答数はどのくらい見込まれるか
- 社内限定ページや外部システム連携が必要か
- まず数か月試すのか、長期利用を前提に年払いで契約するか
この6点を確認しておくと、契約後に「ページが足りなくなって上位プランへ移行する」といった想定外のコスト増を避けやすくなります。
まとめ
STUDIOの料金プランは、Freeプランの0円からBusiness Plusプランの月額9,980円〜まで幅があり、選ぶべきプランはページ数・独自ドメインの要否・フォーム回答数によって変わります。特にMiniプランは実質2ページのみという上限を見落としやすいため、複数ページでの運用を考えている場合はPersonalプラン以上を前提に検討することをおすすめします。STUDIOそのものの特徴や基本機能について知りたい方は、「STUDIO(スタジオ)とは?」の記事もあわせてご覧ください。
「結局うちのサイトにはどのプランが合うのか」「ページ数が増えそうでSTUDIOの上限が心配」という場合は、私たちのようなコーポレートサイト制作会社に相談するのも選択肢のひとつです。初回のご相談は無料です。