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「ホームページに載せることがない」は本当か——取材で見つかるコンテンツの作り方

2026.08.29 読了 約1分
「載せることがない」は本当?取材で見つかるコンテンツの作り方のアイキャッチ画像

「正直、うちのホームページには載せるようなことが、何もないんです」——制作のご相談で、私たちが一番よく聞く言葉です。

特別な実績もない。目立った受賞歴もない。地味に仕事をしているだけの、普通の会社。そう思っている方ほど、実際に取材をしてみると、驚くほど多くの話が出てきます。この記事では、なぜ「載せることがない」と感じてしまうのか、その理由と、取材によって実際にどんな話が見つかるのかを、具体例つきで紹介します。

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結論:「載せることがない」会社は、存在しません

先に結論をお伝えします。何年か事業を続けてこられた会社に、「書くことが何もない」ということは、まずありません。載せることが「ない」のではなく、当事者であるご自身には「見えていない」だけです。そしてこれは、取材という第三者の視点を入れることで、驚くほど簡単に解決します。

なぜ、自分の会社の「特別な話」には気づけないのか

理由はシンプルです。毎日その仕事をしているからこそ、それが「当たり前」になってしまっているからです。

たとえば、注文の少ないサイズにも特別に対応している。他社が嫌がる急な依頼も、できる限り引き受けている。仕入れ先を長年変えず、信頼関係を大事にしている——こうした話は、ご本人にとっては「うちではいつものこと」であり、わざわざ書くべき「コンテンツ」だとは思えません。しかし、その会社を知らない読者にとっては、これこそが「この会社に頼みたい理由」になります。

つまり「載せることがない」の正体は、素材が本当にゼロだということではなく、自社の中の「当たり前」を、外から見た「価値」に変換できていないということです。この変換作業こそが、取材の役割です。

経営者の頭の中の「当たり前」が取材を通して「価値」に変換される様子を表した図解イラスト

取材で実際に出てくる話——4つの引き出し方

「特別な話」といっても、大きな成功エピソードである必要はありません。私たちが取材で実際にお聞きしているのは、次のような話です。

引き出し方実際にお聞きする質問の例出てくる話の例
仕事のこだわり「他社ならやらないけれど、うちは必ずやっていることは?」「型に合わない特注サイズも、断らず対応している」
お客様とのエピソード「これまでで一番、印象に残っているお客様の一言は?」「『ここに頼んでよかった』と言われた、あるクレーム対応の話」
創業の経緯「なぜ、この仕事を始めようと思ったんですか?」「先代が地域の困りごとを解決するために立ち上げた経緯」
現場の風景「普段、どんな一日を過ごしていますか?」「毎朝、機械の点検から始まる、地味だけど欠かせない工程」

どの話も、経営者おひとりでは「わざわざ書くほどのことじゃない」と思いがちなものばかりです。しかし、これらを実際に読んだ見込み客は「この会社は、ちゃんと顔が見える」「安心して任せられそうだ」と感じます。載せる内容に必要なのは、派手さではなく、具体性です。

素材ゼロからでも、サイトができるまでのプロセス

「文章も写真も、何も用意できていません」という状態からでも、サイトは作れます。順番を変えるだけです。多くの制作では「原稿は先にご用意ください」と言われますが、取材から始める進め方では、原稿も写真も、すべて制作側が作るところから始まります。

工程ご用意いただくもの制作側が行うこと
①取材特になし(当日、話すだけ)2〜3時間、こだわり・エピソード・経緯を聞き出す
②撮影いつも通りの現場現場・商品・仕事風景を撮影
③原稿執筆特になし取材内容をもとに、全ページの文章を執筆
④構成・デザイン原稿・写真の確認だけできた言葉と写真に合わせて、ページを組み立てる
取材→撮影→原稿→構成の4ステップがつながる図解イラスト

事前に何かを書いたり、まとめたりする準備は必要ありません。話すだけで、原稿になります。

セルフワーク:自社の強みを見つける3つの質問

取材を受ける前に、少し試してみたい方のために、私たちが実際にお聞きしている質問の中から3つ、ここでご紹介します。5分だけ、手を止めて考えてみてください。

  1. 他社なら断るけれど、うちは引き受けていることは何ですか?——それは「当たり前」ではなく、御社の強みです。
  2. お客様に「ありがとう」と言われた、直近の出来事は何ですか?——具体的であるほど、読む人に伝わります。
  3. 10年後、この仕事をどんな会社にしていたいですか?——将来像は、今の仕事への姿勢を映し出します。

3つとも、すぐに答えが出なくても大丈夫です。答えに詰まったということ自体が、「言語化されていないだけで、実は価値のある話がある」というサインです。取材では、この詰まった部分を、対話をしながら一緒にほどいていきます。

実際に、こうして生まれた記事もあります

「載せることがない」という悩みは、公開後の運用フェーズでも形を変えて現れます。たとえばブログを続けようとしたとき、「もうネタがない」という壁にぶつかる会社は少なくありません。ここでも考え方は同じで、社内の「当たり前」の中に、実はネタが眠っています。詳しくは企業ブログが続かないときのネタの見つけ方でも扱っていますので、あわせてご覧ください。

ITSUKAの場合——取材だけで、始められます

私たちITSUKAでは、原稿も写真もない状態からのご相談を、むしろ普通のことだと考えています。ご契約後、最初にお願いするのは取材だけです。「うちに載せるような話があるのか自信がない」という方こそ、実際にお話を伺うと、1本の記事では足りないほどの話が出てくることがほとんどです。

特に、会社の成り立ちやブランドから丁寧に言葉を組み立てたい場合は、取材を3回以上重ねる「ストーリープラン」もご用意しています。プランごとの取材回数・撮影日数・費用の内訳は、料金ページで確認いただけます。取材から始まる制作の流れそのものは、制作の流れのページで、工程ごとの所要時間つきで公開しています。

まとめ:ないのは「話」ではなく、「言葉にする機会」

「うちには載せることがない」と感じるのは、素材が本当にないからではなく、日々の当たり前の中に埋もれた話に、まだ言葉にする機会が与えられていないだけです。取材は、その機会を作る作業です。まずは今回ご紹介した3つの質問を、社内で話してみることから始めてみてください。

「うちの場合、どんな話が出てきそうか、正直分からない」——そんな段階でのご相談も、もちろん歓迎です。初回のご相談は無料、60分程度です。

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